仏PSAプジョー・シトロエングループが7月31日発表した2013年上期(1~6月)決算は、最終損益が4億2,600万ユーロの赤字となった。ただ、赤字幅は前年同期の8億1,800万ユーロから半分近くに縮小した。
\売上高は277億1,000万ユーロで、前年同期から3.9%減少した。このうち本業の自動車事業は7.5%減の186億9,500万ユーロだった。2013年上期の世界新車販売台数は146万1,000台と、前年同期から9.8%減少した。地域別では欧州が7%落ち込んだ一方、中国は3%、ラテンアメリカが19.7%それぞれ伸びて好調だった。
\バラン会長は、「2013年上半期、グループには回復に向けた最初の兆候が見える。グループの業績回復に向けた努力を推し進めていかなければならない」と述べている。
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