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2013/8/23

総合 – 自動車産業ニュース

フランクフルト国際モーターショー、前回並みの出展社数を確保

この記事の要約

ドイツ自動車工業会(VDA)によると、9月に開催される第65回フランクフルト国際モーターショー(IAA)の出展者数は約1,000社、出展面積は約23万平方メートルとなり、西欧の自動車販売市場が低迷するなかも、前回の201 […]

ドイツ自動車工業会(VDA)によると、9月に開催される第65回フランクフルト国際モーターショー(IAA)の出展者数は約1,000社、出展面積は約23万平方メートルとなり、西欧の自動車販売市場が低迷するなかも、前回の2011年(隔年開催)と同水準の規模を確保している。IAAは9月12日、アンゲラ・メルケル首相により開幕宣言が行われる(プレスデー:9月10~11日、トレードデー:9月12~13日、一般公開:9月14~22日)。

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VDAによると、今年の主要テーマは、「エレクトロモビリティー(電動駆動装置搭載車)」と「コネクティビティー」。電気自動車やプラグイン・ハイブリッド車などの「エレクトロモビリティー」のほか、低燃費の内燃エンジンやクリーンディーゼルにも注目が集まる。「コネクティビティー」では、自動車の通信システム・ネットワーク化や車車間通信などによる安全技術の向上に関心が高まっているという。

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また、会場では、試乗イベントに自動車メーカー11社が約70台を提供する予定のほか、30年前の1983年にIAAに初出展されたモデルが「ヤング・オールドタイマー」としてホール3.1で展示される。

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■ 国外からの出展増加、アジア企業が特に急増

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VDAによると、今回は国外からの出展も増えている。8月7日時点で、国外からの出展は全体の43%を占めており、2011年の32%を大幅に上回っている。また、国外からの出展のうちアジアからが25%以上(2011年:19%)を占めている。特に、中国の部品メーカーの出展は120社以上と、2011年(13社)の10倍に増えた。部品メーカーの出展自体も増えており、現時点で375社と前回(305社)を23%上回っている。

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