独塗装設備大手のアイゼンマンは今後数年で売上高を10億ユーロの大台に乗せる計画だ。また、二ケタ台の利益率(税引き前ベース)を確保することを目指す。マティアス・フォンクラウラント社長が独業界紙『アウトモビールボッヘ』とのインタビューの中で明らかにした。
\同社長は「二ケタ台の利益率は先の金融・経済危機前に1度だけ達成したことがある。利益率を改善することは我々の戦略目標である」と述べ、強い意欲を示した。
\同社長によると、前年の売上高は7億9,000万ユーロ、税引き前利益は4,020万ユーロだった(売上高利益率5.1%)。今期は売上高と利益で「穏やかな成長」を見込んでいる。新興国での競争力強化に向けては、現地における調達・生産比率を高めるなど地域に密着した事業をこれまでに以上に展開していく、とした。
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