米ゼネラルモーターズ(GM)の欧州部門オペルのミドルクラス車「インシグニア」の改良モデルの量産第1号車が22日、ドイツ・リュッセルスハイムの本社工場でラインオフした。
\インシグニアは「ベクトラ」の後継車として2008年10月に初代の生産が始まった。これまでに60万台を販売し、2009年には「ヨーロッパ・カー・オブ・ザ・イヤー」を受賞している。今回は4ドア、5ドア、ワゴンの「スポーツ・ツアラー」、高性能バージョンの「OPC」とすべてのポートフォリオで改良が加えられたほか、新たにSUVタイプの「カントリー・ツアラー」がラインナップに加わった。
\オペルのノイマン最高経営責任者(CEO)は、「オペルは今日、かつてないほど強力なモデルポートフォリオを手にしており、インシグニアはその中で非常に重要なパートを占める。高い品質基準、ディテールへのこだわり、そして革新力の結果がこの車だ」と語っている。
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