独自動車部品大手のZFフリードリヒスハーフェン(ZF)は8月27日、米レヴァント・パワーと共同で回生機構付きフルアクティブサスペンションの開発に成功したと発表した。サスペンションのストロークで生じるダンパーオイルの圧力を電気エネルギーに変換する。同社によると“発電するサスペンション”は世界で初めて。
\ZFとレヴァントが開発したサスペンションでは、発電したエネルギーを電子系統とサスペンション制御器に供給する。従来のアクティブサスペンションではエンジンによる発電電源を利用しており、燃費の悪化につながっていた。回生エネルギーで発電することでエンジン負荷とガソリン消費を軽減し、燃費を改善するとしている。
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