欧州自動車産業情報、メーカーの動向、最新技術の情報を配信

2013/9/6

企業情報 - 部品メーカー

独コンティネンタル、中国工場を稼働

この記事の要約

独自動車部品大手のコンティネンタルは3日、中国・江蘇省の常熟工場で拡張工事を終えた新棟を開設した。建設投資は3,600万ユーロで、生産面積を7,600平方メートル拡張した。生産能力を引き上げ、物流機能も強化するとともに、 […]

独自動車部品大手のコンティネンタルは3日、中国・江蘇省の常熟工場で拡張工事を終えた新棟を開設した。建設投資は3,600万ユーロで、生産面積を7,600平方メートル拡張した。生産能力を引き上げ、物流機能も強化するとともに、電子パーキングブレーキ(EPB)の生産ラインを新たに導入した。

\

常熟工場は2008年に開設。油圧ブレーキシステムを生産している。具体的には、ブレーキキャリパーやドラムブレーキをアジアで事業展開する自動車メーカー11社に供給している。同工場の製品の45%は日本と韓国に輸出しているという。

\

EPBはあらゆるクラスのモデルで導入が進んでおり、需要が高まっているという。EPBの導入により、さまざまな運転支援機能が導入できるようになり、安全性や快適性が向上する利点がある。

\

常熟工場で生産したEPBは2014年から中国および日本の自動車メーカーに供給する。同工場の従業員数は約2,250人。拡張工事により、年間の生産量は約30%拡大するという。

\
企業情報 - 部品メーカー
COMPANY |
CATEGORY |
KEYWORDS |