フランスの自動車部品大手ヴァレオとハイテク企業サフランは5日、運転支援と自動運転車両に関する研究で提携することで合意したと発表した。周辺環境とのヒューマン・マシン・インターフェースや自動化に関するを研究を共同で行うもので、両社はスキルと専門知識を結集させることで、革新的な製品の開発と新たな市場の創出を加速させたい考えだ。
\共同研究プラグラムの初期段階では、「運転注意力モニター」「360度の視認性」「悪天候下での視認性」「車両のロボット化」の4分野について研究開発を進めていく。このうち運転注意力モニターと360度の視認性については2014年までに技術的ソリューションの開発を目指す。また、悪天候下での視認性と車両のロボット化に関するプロジェクトはより長期的な取り組みとして、14~16年の間に完了させる計画だ。
\サフランは航空、防衛および安全の3分野を主要事業とする、国際的なハイテク企業。世界的に事業を展開しており、従業員数は6万2,500人。12年の売上は136億ユーロだった。
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