仏自動車部品大手のヴァレオは、今年のフランクフルト国際モーターショー(IAA)に新開発した全自動駐車アシストシステム「Park4U」を出展している。Park4Uは、ドライバーが駐車場の入り口でクルマから降りた後、スマートフォンで自動駐車を指示すると、クルマが自律走行で空いている駐車スペースまで移動するシステム。クルマを駐車場から出す時も、ドライバーが入り口でスマートフォンを操作するだけで呼び出せる。
\同システムは、自動車に取り付けた12個の超音波センサー、4台のカメラとレーザースキャンシステムを使って周辺状況を把握する。また、移動物体と静止物体を区別でき、対象物体の動きや駐車場内の環境に合わせてクルマを動かすことができる。駐車場内に誘導用のセンサーやカメラを設置する必要はない。
\ヴァレオはIAA会場内でPark4Uを使った実演デモを実施しており、来場者も全自動駐車を体験できるという。
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