ロシア自動車大手GAZグループの自動車部品部門は10月7~11日にチェコのブルノで開催される国際産業機器見本市「MSV 2013」に出展する。自動車部品のほか、建設業界向けや鉄道用部品など100点以上の製品サンプルを展示して来場者にアピールする。
\出展する製品は鋳鉄品が中心で、自動車向けのブレーキディスク、エンジン用のクランクシャフトやカムシャフト、道路の排水路用グレーチング(格子状の溝蓋)、鉄道用のブレーキ部品や線路の留め具などを紹介する。このほか、高精度のアルミ合金鋳物や鍛造品なども出展している。
\GAZの自動車部品部門は、ソレルスなど国内自動車メーカーのほか、フォルクスワーゲンや三菱自動車と仏PSAプジョー・シトロエンの合弁工場ピーシーエムエー・ルス(PCMA Rus)などロシアで現地生産する外資系メーカーにも部品を供給している。また、ベルギーの自動車部品メーカー、ボサルや伊ホイール大手のマニエット・ホイールズなど世界市場で事業展開する部品メーカーとも協力関係を築いている。
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