米自動車大手ゼネラルモーターズ(GM)の独子会社オペル のホットハッチ「アストラ OPC」にガラス長繊維で補強した熱可塑性複合材のシートシェルが採用されている。このシートシェルは、剛性と強度に優れ、衝突時のエネルギー吸収力も高い特徴があるという。従来製品に比べ約800グラム軽量化された。同製品には、独化学大手ランクセス の子会社で可塑ラミネートメーカーの独ボンド・ラミネーツ(Bond-Laminates)の材料「TEPEX」が使用されている。シートシェルの開発にはこのほか、内装品のカバーを製造する独SeaTconや、シート開発会社の独Sedistecなども参加した。
\