韓国の起亜自動車は13日、電気自動車「ソウルEV」を2014年下半期に世界市場で発売する計画を発表した。独業界紙『オートモビルボッヘ』によると、ドイツでの発売時期は来年の夏になる見通し。現在、「ソウルEV」のプロトタイプの走行試験を実施しているという。
\起亜の発表によると、「ソウルEV」は前輪駆動モデルで2014年式の新型「ソウル」をベースにしている。容量27キロワット時のリチウムイオンポリマー電池を搭載し、1回のフル充電で200キロメートル以上を走行できる。出力81.4kWの電気モーターを搭載し、トルクは285Nmを引き出す。
\充電時間は240ボルトあるいは230ボルトの家庭用電源では最大5時間、急速充電器(100kW)では25分で容量の80%を充電できるという。停止した状態から時速100キロメートルへの加速性能は12秒以下、最高速度は時速145キロトメートルとなっている。
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