独フォルクスワーゲン(VW)傘下のスペイン自動車メーカー・セアトは今年のジュネーブ国際モーターショー(3月6~16日)に、ハッチバック「レオン」の高性能バージョンである「レオン・クプラ」を出展する。3ドアと5ドアの2タイプがあり、エンジンの最高出力は195kW(265PS)~206kW(280PS)と、セアトの市販モデルの中では過去最強のパワーを誇る。販売価格は3万810ユーロからとなっている。
パワートレインには2リッター直噴ターボガソリンエンジンを搭載。ベースモデルの基本出力は195kWだが、オプション(1,300ユーロ追加)で206kWのエンジンを選べる。最大トルクは350Nm。トランスミッションは6速マニュアル。オプションで6速DSGデュアルクラッチも装備できる。最高速度は250km/h(リミッターつき)で、0-100km/h加速性能は5.8秒。走行100km当たり燃費はマニュアル車が6.4リッター、AT車が6.7秒となっている。