ロシア自動車製造最大手のアフトワズは今年、従業員の1割以上に当たる7,500人を削減する。国内販売の不調を受けた措置。年末に就任したアンダーソン新社長が1月23日発表した。管理部門で2,500人、生産部門で5,000人をカットする。
欧州ビジネス協会(AEB)によると、ロシアの新車販売台数は昨年、前年比5.5%減の278万台に縮小した。それ以前の3年間は平均27%の成長を記録しており、減速は明確となっている。今年も273万台とさらに減る見通しだ。
アフトワズの出荷台数は15%減の445万6,309台。台数ベースの減少幅では過去最大となった。