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2014/2/7

総合 – 自動車産業ニュース

1月乗用車新車登録、スペインは8%増

この記事の要約

スペイン自動車工業会(ANFAC)が3日発表した同国の2014年1月の乗用車新車登録は5万3,436台となり、前年同月に比べ7.6%増加した。 政府による新車買い替え補助金制度が販売好調の主因。同制度では、乗用車(車齢1 […]

スペイン自動車工業会(ANFAC)が3日発表した同国の2014年1月の乗用車新車登録は5万3,436台となり、前年同月に比べ7.6%増加した。

政府による新車買い替え補助金制度が販売好調の主因。同制度では、乗用車(車齢10年以上)と小型商用車(7年以上)の廃車を条件に、一定の排出基準を満たした環境対応車に買い替える場合、1台につき2,000ユーロの補助金を国と販売店が折半して支給している。

■ フランスは微増、イタリアは3%増

フランス自動車工業会(CCFA)の発表によると、同国の1月の乗用車新車登録は12万5,477台となり、前年同月を0.5%上回った。国内メーカーの販売が8.8%増の7万4,370台と好調だった。

特に、ルノー・グループは小型クロスオーバーSUV「キャプチャー」とダチアブランドの販売好調に支えられ、前年同月比12.4%増の3万4,151台を確保。PSAプジョー・シトロエンも6.0%増の4万127台を販売した。

イタリア自動車工業会(ANFIA)によると、同国の1月の乗用車新車登録は前年同月比3.24%増の11万7,802台に拡大した。ただし、前年同月の登録台数が大幅に落ち込んでいた反動があるという。

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