独自動車大手ダイムラーのチューニング子会社、メルセデスAMGのトビアス・メールス新社長は、2013年の販売が約3万2,200台に達したことを明らかにした。同社は17年までに「3万台を突破」する目標を掲げていたが、早くも達成した。
同社を昨年9月に退任したケレニウス前社長(現メルセデス・ベンツ・カーズ販売部門責任者)は2012年6月、設立50年となる2017年までに年間販売で3万台を突破する目標を掲げ、コンパクトクラス「A 45 AMG」、4ドアクーペ「CLA 45 AMG」、SUV「GLA 45 AMG」などモデル拡充を進めてきた。独自動車業界紙『アウトモビールボッヘ』の調べによると、12年の販売は2万4,500台だった。
13年の地域別販売では、同社の最大市場である米国で20%増を達成したほか、ドイツで10%増、英国でも40%増となった。具体的な数字については言及しなかった。