独自動車部品大手のボッシュは3日、インドのバンガロールに建設した新たな研究技術センター(RTC)を開設した。また、インドの拠点拡張に2014年は約1億6,000万ユーロを投資する計画も発表した。
新たな研究技術センターでは、インターネット関連の機器やサービスに関する技術の開発に重点を置く。また、ソフトウエアを使用したデザインツールや画像処理技術の開発も強化する方針。
約1億6,000万ユーロの投資は主に、既存の工場や研究開発拠点の拡大に投入する方針を示している。
ボッシュは現在、インドに10工場と7カ所の研究開発拠点を持つ。自動車部品、産業機器、消費財、エネルギー・建築設備の同社の4事業部門すべてが進出しており、2012年は同国において約15億ユーロを売り上げた。