独高級車メーカーのアウディは4日、ドイツの首都ベルリンに新コンセプトのショールーム「アウディ・シティ」を開設すると発表した。4月から1年に最大3モデルに乗ることができる新しい販売コンセプト「アウディ・セレクト」も開始する。
同コンセプトでは、デジタル画像を使ってボディカラーやオプション装備などの情報を詳しく見ることができるほか、ショールームの大型スクリーンにモデルを映し出し、実物大の車両を実感することもできる。また、新技術を活用する一方、ショールームで販売員に直接質問し、相談できる利点もある。
アウディ・シティの最初のショールームは2012年7月にロンドンで開設、続いて2013年1月に北京にも開設した。ベルリンは世界で3番目のショールームとなる。4番目はモスクワに開設する予定。また、年内に世界16カ所の販売店に「アウディ・シティ」のコンセプトを導入する計画という。
「アウディ・セレクト」は、ベルリンの「アウディ・シティ」に限定したサービスで、1年に最大3モデルに乗ることができる。プラグインハイブリッド車やハイパフォーマンスのスポーツカーなど、さまざまなモデルを体験してもらえる好機になると期待している。