メディア調査会社のニールセン・メディア・リサーチによると、ドイツ自動車業界の2013年通期の国内広告投資(新聞・雑誌・テレビ・ラジオのいわゆるマス4媒体と屋外広告、映画館広告、オンライン広告)は22億ユーロとなり、前年比で5.5%減少した。
フォルクスワーゲンが2億4580万ユーロ(0.5%増)を投資し、引き続きトップを独走。2位以下はダイムラー(1億4,550万ユーロ)、アウディ(1億4,270万ユーロ)、フォード(1億2,970万ユーロ)、ルノー(1億2,090万ユーロ)などが続いた。
モデル別では、フォード「フィエスタ」が3,400万ユーロでトップ。ドイツ連邦陸運局(KBA)によると、同モデルの13年の新規登録台数は4万5,151台だった。1台当たり753ユーロの広告費をかけた計算になる。
ニールセンは独業界紙『アウトモビールボッヘ』の委託を受けて、二輪車、キャンピングカー、乗用車、タイヤ・付属品など自動車業界の広告投資を定期的に調査している。