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2014/4/11

一般・技術・その他 (旧)

PSAとVULOG、仏TV局にカーシェアリングサービス提供

この記事の要約

カーシェアリング技術を手がける仏VULOGは3日、民放テレビ局TF1に、PSAプジョー・シトロエンの車両を使用したカーシェアリングサービスを提供すると発表した。車載エレクトロニクス、バックオフィスマネジメントソフトウエア […]

カーシェアリング技術を手がける仏VULOGは3日、民放テレビ局TF1に、PSAプジョー・シトロエンの車両を使用したカーシェアリングサービスを提供すると発表した。車載エレクトロニクス、バックオフィスマネジメントソフトウエア、フロントエンドモバイルアプリを搭載したプジョー「208」、 「308」、「2008」、「3008」、「5008」計24台を提供し、TF1のレポーターが使用する。

PSAは2013年に中~大規模社用車フリート向けカーシェアリング・ソリューションの運用を開始した。この車載技術は、スマートカードによるドアの施錠・開錠でキーレスアクセスが可能なほか、車両の稼働状況をスマートフォンでリアルタイムに確認することができるため、事前予約の必要がないのが特徴。

PSAのクルトゥー取締役(コネクテッドビークルおよびサービス担当)は、「顧客のモビリティーへのニーズに対応するため、新しいコネクトッドカーベースのサービスを開発することが我々の目的だ。PSAは10年前に緊急通報システムを開発して以来、コネクテッドサービスのイノベーターであり続けてきた。プジョーとシトロエンの幅広い車種でこの技術が利用可能になったことで、PSAは2018年には30万台規模が見込まれている法人向けカーシェアリング市場に参入した」とコメントしている。

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