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2014/5/2

総合 – 自動車産業ニュース

英政府と自動車業界、パワートレイン効率改善に1.3億ポンド投資

この記事の要約

英政府は4月23日、パワートレインの効率を向上させる新技術の研究開発プロジェクトに民間企業と共同で総額1億3,300万ポンドを投資すると発表した。昨年7月に設立を発表した「先進推進センター(APC)」による事業の一環とし […]

英政府は4月23日、パワートレインの効率を向上させる新技術の研究開発プロジェクトに民間企業と共同で総額1億3,300万ポンドを投資すると発表した。昨年7月に設立を発表した「先進推進センター(APC)」による事業の一環として実施する。

APCは、政府と自動車業界が各5億ポンドずつ計10億ポンドを拠出し、有害物質と二酸化炭素(CO2)の排出量がより少ない効率的なパワートレインの開発を目指すというもの。今回発表されたのはフォード・モーター、GKNランドシステムズ、カミンズ、JCBとフライブリッドによる4件のプロジェクトで、フォードは環境対応エンジン「エコブースト」の性能改善に1億ポンド、GKNランドシステムズはバスのパワートレインへのF1技術導入に1,600万ポンド、カミンズはバス向けストップスタートシステム技術に990万ポンド、JCBとフライブリッドはショベルカーにF1の運動エネルギー回生システム(KERS)技術を応用するプロジェクトに730万ポンドをそれぞれ投資する。政府からはフォードに1,310万ポンド、GKNに750万ポンド、カミンズに490万ポンド、JCBとフライブリッドは330万ポンドの助成金がそれぞれ交付される。

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