中国・河北凌雲工業集団の子会社で乗用車用ドアロックシステムを手がける独キーケルトは、今年の北京モーターショー(開催期間:4月21~29日、プレスデー:4月20日)で新たな自動車用ドアラッチプラットフォーム「ベータ・プラットフォーム」を披露した。中国市場向けに同国で開発したもので、システムはモジュール化されているため、自動車モデルのコンセプトに合わせて柔軟にカスタマイズや機能を拡張することができる。
ベータ・プラットフォームはキーケルトのドアキープラットフォームの2代目。1代目(アルファ・プラットフォーム)は年4,000万システムが販売されており、同社によるとサイドドア用錠プラットフォーム市場で世界トップのシェアを誇る。同システムを採用している自動車メーカーは約20社、100モデル以上に上るという。