フィアットのモデルをベースにした電気自動車を販売する独カラバグ・エレクトロアオト(本社:ハンブルク)はこのほど、欧州航空機大手エアバスのハンブルク工場に電気自動車(EV)向けの非接触型充電スタンドを納入した。
充電スタンドは車のナンバープレートの高さの位置に給電装置があり、スタンドの前にEVを停車させると、車のナンバープレートの裏側に設置された受電装置を通してワイヤレスで充電することができる。
この非接触型充電スタンドはワイヤレス給電やデータ伝送技術を得意とするパウル・ヴァーレ(Paul Vahle)とパワーエレクトロニクス分野のエンジニアリング会社ファインパワー(Finepower)と共同で開発したもので、エアバスが最初の顧客になるという。