メディア調査会社のニールセン・メディア・リサーチによると、ドイツ自動車業界の2014年1-3月期の国内広告投資(新聞・雑誌・テレビ・ラジオのいわゆるマス4媒体と屋外広告、映画館広告、オンライン広告)は5億6,400万ユーロにとどまり、前年同期に比べ約6%減少した。
メーカー別ではフォルクスワーゲンが5,520万ユーロ(3%減)を投資し、トップを維持。2位以下はダイムラー(3,780万ユーロ)、ルノー(3,640万ユーロ)、オペル(3,290万ユーロ)、プジョー(3,150万ユーロ)などが続いた。
モデル別では、フォード「フィエスタ」の広告費が1,400万ユーロで最も多かった。媒体別ではテレビ広告(1億7,700万ユーロ)への出稿が多かった。
ニールセンは独業界紙『アウトモビールボッヘ』の委託を受け、二輪車、キャンピングカー、乗用車、タイヤ・付属品など自動車業界の広告投資を定期的に調査している。