パワートレイン・エンジニアリングを手がけるオーストリアのBRPパワートレインとAVLは7日、レンジエクステンダー用単気筒4ストロークエンジンの共同開発で合意したと発表した。
両社は、BRPのエンジンブランド「ロータックス」をベースとしたレンジエクステンダー搭載のデモ車両の開発を進める。BRPパワートレインはコンポーネントの提供およびプロトタイプの作製を手がけ、AVLは車両へのレンジエクステンダーの組み込みを担当する。
BRPパワートレインは、カナダのレジャービークル大手ボンバルディア・レクレーショナルプロダクツ(BRP)の子会社で、スノーモービル、雪上車、パーソナルウォータクラフト、ATVなどのエンジンを生産している。また、4ストローク、2ストロークを問わず様々なオートバイ、カート、軽飛行機用向けエンジンの生産も手がけている。AVLは、トランスミッションシステム、ハイブリッド用システム、電気モーター、燃料電池、制御エンジニアリングなど、あらゆる種類のパワートレインシステムに対して最適なソリューションを提供している。