英国の電気自動車(EV)ハイヤー会社イーコネクトカーズは、日産自動車の電気自動車「リーフ」の新車21台を新たに調達する。すでに7台が納車され、残りの14台も年内に同社の保有車両に加わる予定。
ロンドン東部のオフィス街カナリーワーフ地区を拠点にする同社は、顧客に100%EVによるサービスを提供する経営方針が特徴。法律事務所のマクレー・ムーライ&スペンズLLPなどを顧客に持つ。走行中に全く排気ガスを排出しないEVは環境にやさしいほか、ハイヤー会社にとってはガソリン燃料の値上がりに左右されないという利点もある。
ロンドンのジョンソン市長は、2018年から市内を走行するタクシーの新規登録をゼロエミッション車(ゼロエミッションでの走行可能なプラグインハイブリッド車も含む)に限定する目標を掲げている。