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2014/7/18

企業情報 - 自動車メーカー

VW、米工場で新しい中型SUVを生産

この記事の要約

独自動車大手のフォルクスワーゲン(VW)は14日、米テネシー州のチャタヌーガ工場で2016年末から新しい中型SUVを生産すると発表した。また、北米市場向けプロジェクトを統括するための研究開発・プランニングセンターを設置し […]

独自動車大手のフォルクスワーゲン(VW)は14日、米テネシー州のチャタヌーガ工場で2016年末から新しい中型SUVを生産すると発表した。また、北米市場向けプロジェクトを統括するための研究開発・プランニングセンターを設置し、顧客ニーズに現地で迅速に対応できる体制を整える。今回の投資は2018年までの成長戦略の一環に位置付けられる。

VWは同モデルの生産に向け総額で約9億米ドルを投資する計画で、このうち約6億米ドルをチャタヌーガ工場に充てる。新モデルの生産によりチャタヌーガ工場では約2,000人の新規雇用を見込んでいる。また、研究開発・プランニングセンターには約200人のエンジニアを配置する予定。

VWは米国市場の販売を2018年までに80万台に拡大する目標を掲げている。また、2014~18年に米国およびメキシコ事業に70億米ドル以上を投資する計画。

チャタヌーガ工場では現在、「パサート」を生産している。中型SUVは同工場で生産する2番目のモデルとなる。同モデルは2013年の北米国際モーターショー(デトロイト)で初公開したスタディモデル「クロスブルー」をベースに北米市場向けに開発した。

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