独自動車照明・電子部品大手のヘラーが9日発表した2014年5月通期決算の営業利益(EBIT)は3億4,000万ユーロとなり、前期から17%拡大した。自動車など全ての部門が好調に推移し、収益を押し上げた。売上高は11%増の53億ユーロ。最終利益は公表していない。
部門別売上高は、主力の自動車部門が39億ユーロ(14%増)、アフターマーケット部門が11億ユーロ(2%増)、スペシャルアプリケーション部門は3億ユーロ(1%増)だった。EBITは自動車部門が2億9,000万ユーロ、アフターマーケット部門が8,000万ユーロ、スペシャルアプリケーション部門が3,000万ユーロを確保した。
売上高研究開発費比率は9.3%だった。また、国際化戦略を強化する一環として、世界ネットワークの最適化(新拠点開設含む)に3億8,000万ユーロを投資した。