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2014/8/22

企業情報 - 部品メーカー

独コンティネンタル、コネクテッドカー事業部門を米国に新設

この記事の要約

独自動車部品大手のコンティネンタルは18日、高度道路交通システム(ITS)とコネクテッドカー(ネット接続型自動車)の分野の成長を加速させるため、内装部門から新事業部門を設立すると発表した。米カリフォルニア州のシリコーンバ […]

独自動車部品大手のコンティネンタルは18日、高度道路交通システム(ITS)とコネクテッドカー(ネット接続型自動車)の分野の成長を加速させるため、内装部門から新事業部門を設立すると発表した。米カリフォルニア州のシリコーンバレーに現地法人コンティネンタル・インテリジェント・トランスポーテーション・システムズを設立。新会社のトップには米検索エンジン大手グーグルで自動運転車プロジェクトに携わった経験を持つセヴァル・オズ氏が就任する。

新事業部門では情報技術(IT)と自動車分野の人材を集結させた国際的なチームを組成、デジタル技術の専門家が持つノウハウやコンティネンタルの量産技術に関する経験などを組み合わせITSやコネクテッドカーでの開発を促進する。

コンティネンタルのエルマー・デーゲンハルト最高経営責任者(CEO)は、「我々の主要目的は、交通事故をなくし、エネルギー消費を最小限に抑え、自動車の快適性と使いやすさ(ユーザビリティー)を最大化し、自動車同士がリアルタイムで情報を交換できるようにすることだ」と述べ、新事業部門がこのような先駆的なイノベーションを実現するための駆動的役割を担うことに期待を示した。

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