欧州自動車産業情報、メーカーの動向、最新技術の情報を配信

2014/9/26

企業情報 - 部品メーカー

印タタ、蘭製鉄所に新フィニッシングライン開設

この記事の要約

印タタ・スチールはこのほど、オランダのアムステルダム郊外のアイモイデン製鉄所に新しいフィニッシングラインを開設したと発表した。 1,200万ユーロを投じて設置されたフィニッシングライン32は、亜鉛メッキ鋼の検査、カッティ […]

印タタ・スチールはこのほど、オランダのアムステルダム郊外のアイモイデン製鉄所に新しいフィニッシングラインを開設したと発表した。

1,200万ユーロを投じて設置されたフィニッシングライン32は、亜鉛メッキ鋼の検査、カッティング、レーザー溶接、スリッティング、両面オイリング、マーキング、コイリングおよびバインディングが可能で、最大で年間40万トンの亜鉛めっき鋼帯を加工する能力がある。タタ・スチールのチーフ・コマーシャル・オフィサー(COO)を務めるアダム氏は、「この投資によって高品質の製品を顧客に提供できるようになるとともに、納期の短縮も実現する。新しいフィニッシングラインは先進的な鋼材の最も厳格な品質基準に対応しており、その一部は自動車のボディパネルや安全に欠かせないコンポーネントのメーカーに供給される。これらの鋼材は従来製品よりも薄くて強度が高く、自動車メーカーがより燃費効率に優れた軽量な車両を製造することを可能にする」と語っている。

企業情報 - 部品メーカー
COMPANY |
CATEGORY |
KEYWORDS |