スウェーデンの商用車大手スカニアとロシア同業GAZは9月29日、バスの生産および販促で提携を拡大することで合意したと発表した。
両社は2005年に提携を結び、GAZは同年からスカニアのシャシーをベースとしたコーチ(長距離バス)「クルーズ」を生産し、11年には同じくスカニアのシャシーを使ったバス「ヴォヤージュ」の生産を開始した。今年2月に開催されたソチオリンピックではスカニアのシャシーを使用したGAZのバスが700台以上投入された。
スカニアのダールベリ上級副社長は、「両社の提携関係は10年前から始まり、現在も順調に発展している。今回調印された合意は、両社の経験とポテンシャルを活用し、相互関係を新たな段階に導くものだ」と語った。