独プレス機械大手のシューラーは9月24日、独自動車大手のフォルクスワーゲン(VW)と中国の第一汽車(FAW)との合弁会社である一汽大衆(FAW VW)から大型受注を獲得したと発表した。サーボダイレクト技術を導入した3つのプレスラインと金型試験用にサーボプレス機3台を供給する。取引規模は1億5,000万ユーロを超える。
FAW VWはシューラーのプレス機械を使いボンネットやドアなどの車体部品を生産する。シューラーによると、サーボダイレクト技術を採用したプレスラインは従来のプレス機に比べ生産性が約20%高まるほか、エネルギー消費量も少ない利点がある。中国でもサーボプレス機への関心が高まってきているという。