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2014/12/19

一般・技術・その他 (旧)

ボルボ・カーズ、3気筒ガソリンエンジンを開発

この記事の要約

スウェーデンの乗用車大手ボルボ・カーズは11日、3気筒ガソリンエンジンを開発していることを明らかにした。すでに試作品でテストを開始しており、新世代エンジンシリーズ「ドライブ‐E(Drive-E)」に加わる予定だ。 ドライ […]

スウェーデンの乗用車大手ボルボ・カーズは11日、3気筒ガソリンエンジンを開発していることを明らかにした。すでに試作品でテストを開始しており、新世代エンジンシリーズ「ドライブ‐E(Drive-E)」に加わる予定だ。

ドライブ‐Eはこれまで、4気筒のガソリンとディーゼルを設定。欧州では、2013年から市販車に搭載されている。ドライブ‐Eシリーズの次なる段階として開発が進められている3気筒ガソリンエンジンはボルボのダウンサイジング戦略に沿ったもので、最大出力は180hpとなる模様だが、排気量は公表されていない。

ボルボ・カーズのフライス副社長(パワートレイン担当)は、4気筒のドライブ‐Eエンジンの開発で得たノウハウを3気筒エンジンの開発に活かしていると説明。この新型エンジンはボルボが親会社である中国の浙江吉利控股集団と共同開発している新型プラットフォーム「コンパクト・モジュラー・アーキテクチャー(CMA)」を念頭に開発されており、「60シリーズ」に搭載する計画であり、次期欧州排ガス規制「ユーロ7」にも対応していると述べた。

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