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2015/1/16

一般・技術・その他 (旧)

ビュイック、デトロイトモーターショーで「カスケーダ」を公開

この記事の要約

米ゼネラルモーターズ(GM)の高級車ブランド、ビュイックは、12日に開幕した北米国際モーターショー(デトロイトモーターショー)で、新型オープンカー「カスケーダ」を公開した。 カスケーダはGMの欧州部門であるオペルが201 […]

米ゼネラルモーターズ(GM)の高級車ブランド、ビュイックは、12日に開幕した北米国際モーターショー(デトロイトモーターショー)で、新型オープンカー「カスケーダ」を公開した。

カスケーダはGMの欧州部門であるオペルが2013年に欧州で発売したコンバーチブル。オペルのラインナップでは「アストラ」と「インシグニア」の間に位置付けられる同車は欧州で高い評価を得ており、ドイツのプラスエックスアワード、スイスのゴールデンステアリングホイールを受賞したほか、ポルトガルの『ターボマガジン』誌では「2014年コンバーチブル・オブ・ザ・イヤー」に輝いている。

デトロイトモーターショーで公開された米国仕様のカスケーダには、GMの新世代小排気量ガソリンエンジンシリーズ「エコテック」の1.6リットル直列4気筒ガソリンターボエンジンを搭載。最大出力200hp、最大トルク28.6kgmを引き出す。高品質の電動ソフトトップは17秒でオープンし、時速50キロで走行していても開閉が可能。7インチのタッチカラースクリーンを備えたインフォテインメントシステム「インテリリンク」も装備されている。ビュイックはカスケーダを2016年第1四半期に米国市場に投入する予定だ。

なお、GMの豪州部門であるホールデンは今年、カスケーダオーストラリアとニュージーランドに投入すると発表している。ホールデンはすでにアストラとインシグニアを販売しており、カスケーダはこれらに次ぐオペル車となる。

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