独自動車大手のダイムラーはこのほど、ハンガリーのケチケメート工場でコンパクトカー「CLAシューティングブレーキ」の生産を開始した。これにより同工場で生産するコンパクトカーは計3モデルとなる。
ダイムラーのコンパクトカーはこれまで「Aクラス」「Bクラス」「CLA」「GLA」の4モデルがあり、「CLAシューティングブレーキ」は5番目のモデルとなる。このうちケチケメート工場では「Bクラス」(2012年3月から)と「CLA」(2013年1月から)を生産している。また、「CLA」と1月から生産を開始した「CLAシューティングブレーキ」はケチケメート工場でのみ生産している。
ダイムラーのコンパクトカー販売は好調で、2014年通期では前年比24.7%増の46万3,152台を販売した。
ケチケメート工場の生産台数は2014年が約15万台、2012年に生産を開始してからの累計で30万台以上となっている。2014年5月からは3交代制で生産している。従業員数(2014年末時点)は約4,000人。
「CLAシューティングブレーキ」は欧州では1月15日から予約受付を開始しており、3月には欧州域内のディーラーで店頭納車を開始する。