仏ルノーは1月26日、新型車「Kadjar」を2月2日に公開すると発表した。ルノー初のCセグメントのクロスオーバー車で、同社のラインナップでは「エスパス」と「キャプチャー」の中間に位置づけられる。
ルノーは車名のKadjarについて、「Kad」は、「quad(四つの、四倍の)」に由来し、どこにでも行ける四輪駆動車をイメージ。「jar」は、フランス語の「agile(俊敏)」と「jaillir(突然現れる)」を想起させると説明している。
Kadjarに関する詳細は公表されていないが、26日付け英自動車誌『オートカー』によると、日産自動車の人気モデル「キャシュカイ」と同様、日産とルノーが共同開発したエンジニアリング・アーキテクチャー「コモン・モジュール・ファミリー(CMF)」を採用し、パワートレインの多くをキャシュカイと共有するものと見られる。
Kadjarは3月のジュネーブモーターショーに出展され、今秋に販売が開始される予定だ。