フランス自動車工業会(CCFA)が2日発表した同国の2015年1月の乗用車新車登録は13万2,824台となり、前年同月に比べ5.9%増加した。国外ブランドがけん引役となり、フォルクスワーゲン・グループが6.8%増の1万6,327台であったほか、トヨタグループ(10.4%)や日産グループ(26.6%増)なども好調だった。フランス勢は、最大手のPSAプジョーシトロエンが2.6%増の4万1,166台、ルノー・グループは3.3%減の3万3,014台に低迷した。
スペイン自動車工業会(ANFAC)によると、同国の1月の乗用車新車登録は27.5%増の6万8,118台に拡大した。政府による新車買い替え補助金制度が販売を支えており、17カ月連続の販売増加となった。
イタリアの1月の乗用車新車登録も10.91%増の13万1,385台と好調だった。