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2015/3/27

企業情報 - 部品メーカー

GKNドライブライン、中国合弁の生産能力増強

この記事の要約

英自動車・航空部品大手GKNの子会社GKNドライブラインは3月22日、中国合弁のGKN重慶ドライブシャフト(GDC)の生産能力を約3倍に引き上げると発表した。 工場を12万9,000平方フィート増築し、総床面積を25万8 […]

英自動車・航空部品大手GKNの子会社GKNドライブラインは3月22日、中国合弁のGKN重慶ドライブシャフト(GDC)の生産能力を約3倍に引き上げると発表した。

工場を12万9,000平方フィート増築し、総床面積を25万8,000平方フィートに拡張。サイドシャフトの年産能力を150万個分追加し、年産能力を210万個に拡大する。生産能力増強に伴い、現在は310人の従業員も2017年までに400人超に増やす計画だ。

GKNドライブラインのアドリュー・レイノルズ・スミス最高経営責任者(CEO)は、「重慶は中国南西部と中部における自動車生産の中心地であり、我が社は顧客基盤の成長とともに事業を拡大している。中国国内で急速に設備を拡大することで、顧客サービスがより拡充できるとともに、現地生産化でサプライチェーンがより効率的となり、今後もサービス水準が向上する」と語っている。

GDCは2006年8月、GKNと上海GKNドライブシャフト、中国長安汽車による合弁会社として設立された。長安フォード、長安マツダ、長安スズキ、長安汽車、江准汽車、長城汽車、北京汽車、上汽通用五菱汽車などが主要顧客となっている。

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