独自動車大手フォルクスワーゲン(VW)傘下のスウェーデン商用車大手スカニアは3月31日、インド南部カルナータカ州のナラサプラ工場でバス生産ラインの稼働式典を行った。都市バスや長距離バスを生産する。
スカニアは2013年10月にトラックを生産するナラサプラ工場の操業を開始した。今回、4億スウェーデン・クローナ(約4,000万ユーロ)を投資してバスの生産ラインを整備した。当初はインド国内に供給し、5年以内にアジアや中東、アフリカにも輸出する計画。
同工場の生産能力はトラックが現在年2,500台、バスは年1,000台を見込んでいる。従業員600人が勤務している。今後5年以内に生産能力を2倍に引き上げるため、2017年末までに200人の増員を計画している。