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2015/4/2

企業情報 - 部品メーカー

米ハーマン、バング&オルフセンの自動車事業を買収

この記事の要約

米オーディオ機器大手のハーマン・インターナショナル・インダストリーズは3月31日、デンマークの高級オーディオ機器メーカー、バング&オルフセンから自動車用オーディオ事業を買収することで合意したと発表した。高級車に採用されて […]

米オーディオ機器大手のハーマン・インターナショナル・インダストリーズは3月31日、デンマークの高級オーディオ機器メーカー、バング&オルフセンから自動車用オーディオ事業を買収することで合意したと発表した。高級車に採用されているバング&オルフセンのブランド力を生かして競争力を強化する。

買収金額は1億4,500万ユーロ。事業取得のほか、「Bang & Olufsen」ブランドおよびサブブランド「B&O PLAY」の自動車分野における独占使用権に対するライセンス料が含まれている。

バング&オルフセンは2005年に初めて乗用車向けのオーディオシステムを市場投入した。現在は、アウディやアストンマーチン、BMW、メルセデスベンツなどの高級車に同社のサウンドシステムが採用されている。

ハーマンはバング&オルフセンから自動車事業部門の顧客や製品開発ノウハウなどすべてを引き継ぐ。今後については、「Bang & Olufsen」ブランドを引き続き高級セグメントのハイエンド製品に位置づける一方、サブブランドの「B&O PLAY」の製品を高級車市場に幅広く供給していく方針を示している。ハーマンのマーケティングや生産、技術ノウハウを活用して両ブランドの事業拡大を進めるとともに、利益率改善にも取り組む。

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