独高級車大手のアウディは3月25日、ドイツのネッカースウルム工場で大型プレス加工機を稼働した。金型を仕上げるためのトライアウトプレス機で、プレス圧は2,500トン、プレス機の総重量は725万トンと欧州でも最大クラスという。
ネッカースウルム工場は車体部品を成形するための金型を製造している。今回導入したのは、金型を量産ラインに導入する前に仕上げ調整するためのトライアウトプレス機で、金属の板に圧力を加え灰皿のような容器状(凹状)に成形する絞り加工用のプレス加工機。鋼鉄やアルミニウムを絞り加工できるという。
ネッカースウルムの金型工場には従業員約500人が勤務している。