独トレーラー製造大手のシュミッツ・カーゴブルは6日、ミュンヘンで開催された国際見本市「トランスポート・ロジスティクス 2015」でハンガリーの陸運大手Waberer’s International(以下、Waberer’s)とトレーラー500台を供給する契約を締結した。両社は約15年前から取引関係があり、Waberer’sはこれまでにトレーラー約8,000台をシュミッツ・カーゴブルから調達している。
Waberer’sはブダペストに本社を置く陸運大手。現在、3,300台を超えるトラックを保有しており、年約200万件の運送契約を欧州市場で処理している。2014年の売上高は約5億ユーロだった。ドイツは売上高の約28%を占める主力市場。ドイツ拠点では昨年、1週間当たり1,200台以上のトラックを運行した。ドイツ~欧州諸国間の輸送の主要顧客は自動車、家電、日用品、コスメティック業界で、ドイツ発のトラックは主に、自動車部品、紙製品、家電部材、窓製品を積載しているという。