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2015/5/15

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マニエッティ・マレリとフォルシア、ブラジルで合弁生産開始

この記事の要約

フィアット・クライスラー・オートモービルズ(FCA)傘下の伊自動車部品大手マニエッティ・マレリは7日、ブラジルで仏同業フォルシアとの合弁会社が生産を開始したと発表した。 合弁会社「FMMペルナンブーコ・コンポネンテス・オ […]

フィアット・クライスラー・オートモービルズ(FCA)傘下の伊自動車部品大手マニエッティ・マレリは7日、ブラジルで仏同業フォルシアとの合弁会社が生産を開始したと発表した。

合弁会社「FMMペルナンブーコ・コンポネンテス・オートモーティボス」は、マニエッティが65%、フォルシアが35%をそれぞれ出資。北東部ペルナンブーコ州ゴイアナにあるFCAの工場に設けられたサプライヤーパークで、インストゥルメンタルパネルやコックピット、センター・コンソール、ドアパネルといった内装部品のほか、バンパーやスポイラーなど樹脂製の部品を生産する。長期目標として年間売上高2億ユーロの達成を目指す。

FCAのゴイアナ工場は先月に開設されたばかりで、小型SUV「レネゲード」を生産している。マニエッティとフォルシアの合弁も、レネゲードに部品を供給している。

マニエッティは1978年にブラジルへ進出した。現在は16カ所の工場、5カ所の研究開発(R&D)センターを展開する。従業員数は9,000人で、売上高は8億2,000万ユーロ。一方のフォルシアは1997年に進出し、15カ所の工場、3カ所にR&D拠点を持つ。従業員数は3,400人で、売上高は6億8,000万ユーロとなっている。

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