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2015/5/29

企業情報 - 自動車メーカー

独ダイムラー、ブレーメン工場を近代化

この記事の要約

独自動車大手のダイムラーは5月21日、ドイツのブレーメン工場において、工場の近代化や生産モデルの追加、柔軟性の高いシフトモデルの導入など今後の計画について労使合意したと発表した。同工場では近代化および拡張工事に7億5,0 […]

独自動車大手のダイムラーは5月21日、ドイツのブレーメン工場において、工場の近代化や生産モデルの追加、柔軟性の高いシフトモデルの導入など今後の計画について労使合意したと発表した。同工場では近代化および拡張工事に7億5,000万ユーロを投資する。

ブレーメン工場の従業員数は現在、約1万2,500人で、「Cクラス」など8モデルを生産している。2014年は通期で約34万台を生産した。

今回の労使合意では、次期「Cクラス」をブレーメン工場で生産することや新たに2モデルの生産を加えることで合意した。また、柔軟性の高いシフトモデルの導入による生産拡大、従業員500人の採用、職業訓練生の受け入れ枠を2017~2023年までの7年間、年150人に拡大することでも合意した。

工場の近代化や人材育成では産業のデジタル化を目指す取り組み「インダストリー4.0」の実現に向けた取り組みも強化する。

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