日産自動車は5月25日、南アフリカにおける電気駆動車両向けの充電インフラ整備で独BMWグループと協力すると発表した。南アフリカ日産(NSA)とBMW南アフリカ(BMW SA)がこのほど、電気自動車(EV)とプラグインハイブリッド車(PHEV)用の充電ステーション網を共同で計画・整備する内容の覚書を交わした。今回の合意は直ちに発効し、2017年まで実施する。
両社は、直流(DC)の急速充電ステーションと小型の交流(AC)型充電器を整備する。急速充電ステーションは、BMWが販売するEVおよびPHEVの充電規格であるコンボ方式(CCS2)と日産のEV「リーフ」の充電規格であるチャデモ方式(CHAdeMO)の両規格の充電口を装備。交流(AC)型充電器は、すべのEVおよびPHEVが充電できる「タイプ2」のソケットを装備する。また、充電ステーション網は、両社の役員をメンバーとする共同タスクチームが運営する予定という。