米ゼネラルモーターズ(GM)の独子会社オペルは5月28日、本社工場のあるリュッセルスハイムで昨年夏に建設を開始した新しいエンジン技術センターの棟上げ式を行った。同センターは2017年に稼働する予定で、GMグループの小・中型ガソリンエンジンの開発を担当する。
新エンジン技術センターの投資額は2億1,000万ユーロ。1万3,000平方メートルの敷地に7階建ての複合ビルを建設する。総床面積は約3万6,000平方メートル。オフィスビルや開発作業ビル、技術センターなどで構成され、エンジン試験装置43台を導入する予定。
今回のプロジェクトは、リュッセルスハイムの新エンジン技術センター建設とリュッセルスハイムから約50キロメートル離れたロードガウ・ヅーデンホーフェンの走行試験センターの整備に総額2億3,000万ユーロを投資する計画の一環として実施、大半の予算が新エンジン技術センターに投入される。