英駆動系自動車部品大手のGKNドライブラインは5月29日、拡張工事が完了したトルコ中西部のエスキシェヒル工場の開所式を行った。拡張工事の投資は450万ユーロ。トルコに工場を持つ自動車メーカーの今後の生産拡大を見込み、生産能力を増強した。
今回の工事では、組み立てラインを追加し、倉庫施設も拡張した。工場の総面積は2倍以上の6,300平方メートルに、ドライブシャフトの生産能力は年180万ユニットに拡大した。同工場の敷地面積は9.5エーカー(3万8,500平方メートル)。従業員数は現在130人が、今後5年間で200人に増員する計画。
エスキシェヒル工場は2009年に操業を開始。トルコに工場を持つ自動車大手のフォード、ルノー、ホンダ、フィアット、トヨタなどに製品を供給している。