独機械メーカーのTeamtechnikは7月29日、独変速機大手ゲトラクの中国法人から大型受注を獲得したと発表した。南昌にあるゲトラク・トランスミッションから、デュアルクラッチトランスミッション「DCT 300」用に12台の機能テストベンチおよびセットアップステーションを受注した。
Teamtechnikはドイツでは1990年代初めからゲトラクに変速機用テストベンチを供給しており、長期に渡る信頼関係を築いてきた。ゲトラク・トランスミッションは2007年に南昌に設立されたゲトラクと江鈴汽車の合弁会社。
Teamtechnikは中国・江蘇省の蘇州市と金壇市に拠点を持つ。中国には10年以上前から拠点があり、現在は世界売上高の約45%をアジア市場が占めているという。Teamtechnikの従業員数は世界全体で約900人。同社は2015年の売上高で1億5,000万ユーロを見込んでいる。