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2015/9/11

企業情報 - 自動車メーカー

伊藤忠、いすゞ、露2社の4社が戦略・包括提携で覚書締結

この記事の要約

伊藤忠商事、いすゞ自動車、ロシア複合企業ベーシック・エレメントの自動車・エンジニアリング子会社であるロシアン・マシーンズ、ロシアン・マシーンズが61.05%を出資するロシア商用車大手のGAZの4社は4日、戦略・包括的協業 […]

伊藤忠商事、いすゞ自動車、ロシア複合企業ベーシック・エレメントの自動車・エンジニアリング子会社であるロシアン・マシーンズ、ロシアン・マシーンズが61.05%を出資するロシア商用車大手のGAZの4社は4日、戦略・包括的協業関係の構築を目指す覚書を締結したと発表した。エンジンなどいすゞの部品を活用した車両の開発や生産、販売で協力する。

4社は、◇いすゞのエンジンを搭載したGAZの小型商用車「GAZelle」および「Sobol」をロシアおよび国外で販売する◇国外販売で伊藤忠商事のネットワークを活用する◇輸出向けに「GAZelle」の右ハンドル車を開発する◇GAZ工場にいすゞ車の生産を委託する◇GAZの大型トラック「Ural」(載荷重26~28トン)にいすゞの部品を採用しオンロード車、オフロード車のラインアップを広げる――ことなどを検討していく。

また、バス製造分野での協力を継続していく方針も示した。GAZといすゞは今年、いすゞの車台(シャーシ)を使用した中型バス「Vector‐3」を発表している。

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