独軍需・自動車部品大手ラインメタル傘下の自動車部品メーカーであるKSPGは8日、メカトロニクス事業子会社のピーアブルクが排ガス処理部品で2件の大型受注を獲得したと発表した。取引規模は総額で3億ユーロを超える。
1件は、低圧の排気ガス再循環(EGR)システムの制御システムの構成部品である排気ガスフラップで、欧州の自動車大手から受注した。2017年にチェコ工場で生産を開始する。
もう1件は、排気ガス再循環(EGR)モジュールで、米国自動車メーカーから受注した。インド法人のKSPGオートモーティブインディアプライベートが2017年から生産を開始する。
いずれの受注プロジェクトも納入期間は2022年までとなっている。