ドイツの高速道路A7号線沿いにあるサービスエリアで14日、同国初の急速充電ステーションが営業を開始した。最大出力150キロワットで、電気自動車を約10分の短時間でほぼフル充電することができるという。
この急速充電ステーションは、ドイツ連邦経済エネルギー省(BMWi)が支援する急速充電インフラの研究プロジェクト「SLAM」の一環として、ビュルツブルクとカッセルの間にあるサービスエリアに設置された。年内にA70号線のヴェルネックとクネッツガウにあるサービスエリアにも急速充電ステーションを設置する計画という。
急速充電ステーションの運営は、地域エネルギー供給会社のウンターフランケン・ウューバーラントツェントラーレ・リュルスフェルト(UEZ)が担当する。メディア報道によると、同ステーションの整備に24万ユーロの費用がかかった。